芝生の種類と張り方
日本芝・・・
芝生の葉が硬く、冬には枯れ葉っぱが茶色になる。しかし夏の暑さには強い。一般的に庭園には高麗芝が使われている。西洋芝は犬・猫のおしっこで枯れ始めるが、高麗芝なら、おしっこをしても枯れません。
西洋芝・・・
葉がやわらかくて、冬も青々としていて気持ちが良い。品種によっては夏の暑さに弱い物もありますので選ぶのに注意が必要。種を撒くやり方の物もあり、管理、育成が大変だが価格が安く経済的でもある。
芝生の張り方
芝生を張る時期
芝生の事を考え真夏と真冬はさけましょう3~5月が最適ですね(種から育てる場合も同じ3月~)
下地の整地
芝生を張る下準備に欠かせないのが、土を耕す事と雑草の処理。どちらも大変な作業ですが、草刈機や除草剤でやっかいな草を退治し、雑草や大きな石などは取り除き、土を掘り起こし、土を柔らかく仕上げましょう!
今、流行のミニ耕運機(トラクターかな)やはり耕すのは機械ですね。人力での作業はチョットつらいかな・・・土を耕し整地をするとフワ、フワの土ができあがり。
土の改良
土はサラサラした砂質と、ベタベタとした水分を含む粘土質がありますが元気ですくすく育つ芝生にするのには両者どちらも土の改良が必要となります。栄養、水分、通気、排水、乾燥防止などの対策が必要です。
※土の中に土壌改良剤を入れておくのがポイントです。
芝生張りの“傾斜”は排水の役目
水はけが悪くなると芝生に病気や枯れる原因となります。表面排水、土壌中の排水(土の中に簡易水路を作る)より余分な水分は排水溝などに排水しましょう。
※芝生を張る重要なポイントは、お庭の現状把握ですね。
芝生の年間作業
1月 | 芝は休眠状態なので、刈り込み、水やり、肥料は必要ありません。 除草は大きくなる前に抜いておくとよいです。 芝の表面に枯葉などあると、芝の生育によくないので取り除きましょう。 |
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2月 | 1月と同様です。又、縁石、建物、花壇などの境目は芝刈りがしにくいため、5cm程度芝をはぎ取って隙間をあけるとよいでしょう。 道具としては、専用のターフカッターなど使うと便利です。 |
3月 | 芝刈り、肥料(この時期に施すと雑草を元気にします)は行いません。 芝張り、張り替え、補修など新芽が伸び始めのこの時期がよいです。 水やりの場合には、雨が少なかったり乾燥が続く場合に雨が降った時と同じぐらい水をやってください。 除草は芝の発育を助けるため大切です。 長い除草をしたあと芝用の除草剤散布もよいです。 |
4月 | 春になり、芝は目覚めて萌芽します。芝刈りは行いません。 水やりは3月同様です。目土入れは、芝の凹凸がよく分かるこの時期に平らになるように行います。 肥料をやると芝の発育もよくなります。除草も芝の発育を助けるため大切です。 |
5月 | 芝の新芽も出そろい緑一面になります。芝刈りは芝の伸びによりますが月に1回~2回がよいです。 水やりは3月同様です。芝張り、張り替えも良い時期です。 芝張り、張り替えした場所は週に一回水をやりましょう。肥料も除草も4月同様です。 |
6月 | 今から芝は夏に向けていきよい良く生発します。刈り込み、除草、水やり、肥料は5月同様です。 病害虫防除は、梅雨に排水不良のためおこるので、芝の刈りかすなど、しっかりと松葉ぼうきなどで取り除くことです。 |
7月 | 刈り込みは、芝の伸びによりますが月に一回ぐらいでよいです。 水やりは晴天が続くなら、雨が降った時と同じぐらいに水をやってください。 除草、肥料も4月同様です。 踏み固められた場所にエアレーションなどして、地盤をほぐしてやるとよいでしょう。 |
8月 | 刈り込み、水やり、肥料、除草、管理も7月同様です。 |
9月 | 刈り込みは芝の伸びによりますが月に一回ぐらいです。 除草は種をつけた草があるのでしっかり除草したほうがよいです。 水やりは乾燥によってやるのがよいでしょう。肥料はやらなくてもよいです。 |
10月 | 刈り込みは翌春まで行わなくてもよいです。 除草は冬草の発芽なのでしっかり行うのがよいでしょう。 肥料、水やりはやらなくても大丈夫です。 |
11月 | 除草は冬草なので、今の時期にしっかり行うのがよいでしょう。 水やり、肥料は10月同様です。 |
12月 | 芝は休眠状態になるので、葉が枯葉色になります。 除草は11月同様に行うことです。水やり、肥料は行いません。 |
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