ロウバイの手入れや剪定
ロウバイとは
- ロウバイはロウ細工のような黄色い花を咲かせる、落葉低木です。
- 開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせます。
- 和風、洋風どちらにも合い、冬の庭を楽しむことができます。
種類
シンロウバイ
内側中心が紫色をしている黄花のロウバイに対して、やや大輪で全体が黄色。
満月
大輪丸弁、早咲きで濃く澄んだ黄花。シンロウバイの実生から選抜された。
栽培環境
庭植えは半日陰から日なたに植えつけ可能です。しかし、過湿に弱く、根腐れを起こして枯れやすいので、水はけのよい場所が適しています。冬に開花するため、寒風の当たらない場所を選ぶとよいでしょう。
水やり
4月から10月上旬まで、土の表面が乾いたら十分に与えます。
肥料
成長期の4月から5月と、寒肥として12月に、緩効性化成肥料や有機質肥料(油かすなど)を施します。
病気と害虫
特にありません。葉に黒い斑点が出たり、黄色くなったりするのは、水はけが悪いか、土壌が硬く締まっていることが原因です。
植え替え
移植を嫌う植木ですのでお勧めは出来ませんが、行う場合は、厳寒期を除く落葉期の、11月から12月、または2月中旬から3月に行います。
深さ、幅ともに、根鉢の大きさの2倍の植え穴を掘り、腐葉土や完熟堆肥などをすき込んで植えつけます。水はけの悪い場所では、盛り土して植えつけるとよいでしょう。根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と土をなじませます。株がぐらつく場合は支柱を立ててください。
剪定
剪定のポイントとしては、花芽のない長枝は11月下旬から12月につけ根から20㎝くらい残して切り詰めましょう。
成木になると樹形が自然に整うので、強剪定の必要はありません。
若木で樹形が乱れる場合は、花後、新葉が出る前の3月に枯れ枝や徒長枝を切る程度の剪定を行います。
宮原福樹園より
1月、2月になると花や葉は散ってお庭が少しさびしく感じるかたには、もってこいの植木ではないでしょうか。
販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。
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