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みかん属の手入れや剪定

みかん属とは

みかん属に当てはまるものは沢山あると言われています。代表的なのは、温州みかんでしょうか。お庭にも見かける事が多く、柑橘系の木はとても人気です。今回紹介するのは、「温州みかん」「ダイダイ」「ネーブルオレンジ」「レモン」など、植木の仕事をしてきて良く見かける木々をピックアップしてみました。是非参考にしてみて下さい。

みかん類

温州みかん

みかんには「早生みかん」「青島みかん」など種類が沢山ありますが、これらはどれも「温州みかん」の事を指しています。その中でも(極早生種)(早生種)(中生種)(晩生種)と分類されます。
(極早生種)→スッキリした味。
(早生種)→コク・酸味・甘みのバランスが良い。
(中生種)→お歳暮として届けられる、甘み、コクがある。
(晩生種)→安定した甘さ。
みかんの木を植えて、実がなるまで、種類によってもバラバラですが、5年はかかると言われています。早く実を楽しみたいと思いますが、気長に待つことが大切です。

ダイダイ

ダイダイはミカン科の中でも低木なので、庭木としても人気の木です。全国で正月の飾りや薬用などの目的で栽培している方も多いのではないでしょうか。
枝には刺(とげ)が多数あって非常に樹勢が強く、寒暖にも強いので気候風土に対する適応性は広いです。
果実は、球形~扁球形、果面は濃橙色、果皮は厚く、やや苦味があり、酸味が強く甘味が少ないので生食には不向きで、食酢、マーマレードなどに加工されることが多いです。

ネーブルオレンジ

日当たりの良い場所で育てる事が大切で、関東地方南部以西の温暖な地域での栽培に適します。年平均気温が15.5℃以上の地域を好み、耐寒性は温州ミカンより弱く、最低温度は-3℃~-4℃まで耐えます。種はなく、果肉は多汁で甘みが強いです。1本でも結実するため、受粉樹は不要。ネーブルオレンジは温州ミカンより耐寒性が低く、関東地方南部以西の温暖な地域での栽培に向きます。「白柳」「森田」「吉田」「鈴木」などの品種がありますが、日本で改良された品種で、早生オレンジの代表種です。日本で比較的育てやすい種類ですね。

レモン

レモンはヒマラヤ西部を原産とする柑橘類の一種で、強い酸味と香りが特徴です。比較的寒さに弱いため日本では南関東以西が栽培に適しますが、1本で実が成ることや、農薬を使用しなくても育てやすいことから家庭果樹入門としても大変人気があります。良く実が成り、地植えで大きく育てれば1本に200個ほどの実を付けます。また、春以降には香り高い白~薄紫色の可憐な花を咲かせ、育てる楽しみも広がります。
花は5月以降に春・夏・秋と3回ほど楽しめますが、上手に実を成らすためには夏以降の花は全て落としましょう。
レモンは樹勢が強いため、苗木から育てると3~4年は花をつけないことも多いですが、年々成長し花を付け、実が成った時の喜びもひとしおとなることでしょう。

剪定

みかん属は適切に剪定を行わないと、葉が茂りすぎて実がつかなかったり実がつきすぎたりします。更に、日当たりが悪くなると病気や害虫が発生しやすくなります。
剪定時期ですが、種類によっても若干違いますが、2~4月頃に行い発芽前には終わらせるようにします。
剪定時は、どのような形に仕立てたいか想像しながら行う事と、中まで日当たりが良くなるよう考えながらおこないます。
幹に向かって伸びている枝は取り除き、同じ方向に平行に伸びた枝は、どちらか一方を取り除きます。
また、上向きにまっすぐ伸びる枝は高い所に実がなる為取れなくなるので、作業しやすい高さで剪定を行いましょう。
みかんは実をならせすぎると、翌年はあまりなりません。毎年同じ程度実を付けるには剪定で実が出来る数を調整することが出来ます。
剪定で注意する事は、実を付けたい枝ははさみを入れない事です。みかんの結果習性により、昨年伸びた枝上のつく位置が先端部分にあるので、その部分を切ると、実が成りません。

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