キンモクセイの手入れや剪定
キンモクセイとは
- キンモクセイは9月下旬~10月中旬に、芳香のある橙黄色の花を咲かせます。
- 日本では、一般的に雄株のみが植栽されているといわれています。キンモクセイに果実がついたといわれることもありますが、大概はギンモクセイです。
花言葉
「謙虚、謙遜、真実、真実の愛、初恋」
『謙虚、謙遜』は金木犀のその香りの素晴らしさに比べて、花が控えめであるところからきています。
種類
ヒイラギモクセイ
トゲが痛いので防犯になるとか、トゲが魔よけになるともいわれます。
樹高は4m~8m程になります。 生垣目的に植えるのがオススメです。
栽培環境
- 暖地を好み、霜が降りるような場所では、生育は不良となります。
- 日当たりのよい場所ほど花つきは良好です。また、大気の汚れた場所では花つきが悪くなります。
水やり
夏場の水切れには注意します。土壌の乾燥は、生育や花つきを悪くします。
肥料
2月下旬~3月に、寒肥として有機質肥料(油かすなど)を中心に施します。
病気と害虫
病気:褐斑病、炭疽病など
葉の周囲に褐色の斑点ができ、後には白っぽくなって枯れる褐斑病、
葉縁に褐色の円形の病斑ができて枯れてしまう炭そ病などにかかることがあります。
害虫:カイガラムシ
風通しが悪いと、カイガラムシ類が発生することがあります。
植え替え
2~3年に1回、3月~4月に植え替えます。
剪定
剪定は花の直後か、翌年の花に影響の少ない2月~3月となります。
春~秋に葉が茂るので、おもいっきり剪定したくなりますが、花を楽しみたい場合は注意が必要です。その年の春~夏に伸びた枝に花をつけるので、春~夏に剪定すると花を楽しめなくなります。
1、刈り込みバサミで好みの形に切るだけですが、 刈り込みバサミによる剪定だけでは、やがて枝が混み合ってきて、中が暗くなってきます。数年に一度は、内部の枝を透かします。
2、剪定………基本は、楕円形の形を目指し刈り込みバサミで刈り込んでいきます。
3、徒長枝の剪定……楕円形の形から飛び出している枝を剪定バサミで除去します。
※花を楽しみたいのに花が付かないという場合、以下の理由が考えられます。
枝が上に元気よく伸びすぎている。
芯を止めて(幹を途中で切って)、枝が横に伸びるようにしましょう。そうすれば小枝が増えてきて、花も増えると思います。
宮原福樹園より
金木犀は見るだけでも美しいのですが、なんといっても香りが良いですね。歩いていて金木犀の香りがしてくると秋の訪れを感じるとともに、どことなく懐かしい気持ちにさせてくれます。内部の枝透かし剪定が少し難しいので、私達を頼って頂けるとありがたいですね。
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