太宰府市吉松　空き家の剪定

作業内容　空き家の庭木剪定工事

ご依頼者様は、別宅が福岡にあり定期的に見に行く事も出来ず、お庭には沢山の植木があるので、伸びて周りにご迷惑をかけているのではないかと悩んでいらっしゃったようです。そんな中、私共の空き家管理のHPを見てご相談頂きました。

ご相談を頂き、下見に伺った所、やはりお庭は荒れていました。マキの木、椿、梅ノ木、など、沢山の植木があり、四季を感じられるようなお庭です。しかし、植木は、隣近所まではみ出すように伸び、このままでは、枝が伸びるにつれご迷惑をかけてしまいますし、防犯的にもあまりよくない状態です。

そして、一番の問題は、「害虫」です。下見に伺い、中に入る為、門扉を開けようとすると、門扉の周りには、チャドクガがいました。ふつうは、木の周りや、葉の裏などにいるのですが、こんな所までいるとは。そして、中に入ると、至る所にチャドクガが発生しています。チャドクガのせいでしょうか。常緑樹の葉は、ほとんど食べられていました。また、置いてある鉢の周りにもチャドクガがいました。お手入れをしない間、どんどん繁殖していったのでしょう。居心地のいい場所だったに違いありません。今回、ご相談頂いて良かったと思います。現状をご依頼者様に報告した所、すぐ対処してほしいとの事で作業することになりました。

施工データ

施工日	26年3月3日～
作業員	5名
施工費用	10万円
作業内容	空き家の庭木剪定工事

門扉横には、門かぶりのマキがありました。最近では日本風のお庭が少ない為、あまり見かけないですが、手間のかかる造りの為、シンボルとして玄関前に作ることが多いです。剪定後は、あまりお手入れ出来ないため強めの剪定ですが、形も綺麗に整い、見栄えが良くなりました

裏庭も石灯篭や自然石を使い、日本風の庭園ですね。梅ノ木が真ん中に植えてあり、花が咲く頃はとても綺麗でしょう。剪定前は植木や雑草が伸び切って荒れています。剪定後は、スッキリし、お庭が生き返りました。

サザンカの生垣に厄介なチャドクガ大量に発生していました。
チャドクガは厄介な害虫です。近くを通っただけでかぶれると言われています。これだけいたら、敏感な方はお庭に入っただけで蕁麻疹が出たり、ヒドイ時は呼吸困難になったりと、大変な事になるでしょう。
サザンカの生垣施工前はお隣の敷地に、植木がはみ出している状態です。所々落葉樹があり、葉がお隣に落ちて、ご迷惑をかけていますね。空き家という事もあり、見ためではなく、支障が出ないよう、強めの剪定を行います。
これで、一時は手を加えなくても安心です。

敷地をはみ出して枝が伸びていると、剪定中どうしてもゴミが近隣に落ちてしまうので、近隣者さまの敷地に入らせてもらいます。そして、なるべく掃除がしやすいように、枝が落ちて物を壊さないように、ブルーシートをかけて作業しました。
特に大きな木の剪定時は注意が必要です。近隣者様、ご協力頂きありがとうございました。

宮原福樹園より

定期的に管理する事で、トラブルなどを対処することが出来ます。また、今回のように害虫がまた発生する可能性もありますので、定期的に消毒をオススメします。年間通して管理することで安心して過ごして頂けるのではないかと思います。また、お困りありましたら、ご相談下さい。