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モチノキの手入れや剪定

モチノキとは

  1. モチの木は樹高が5~10m程になる常緑性の樹木です。
  2. 赤い実が秋に成りますが、雌雄異種である為、雌木にしかなりません。
  3. 時間が経てば経つほど大きくなるので、植える場所を考慮する必要があります。
  4. 剪定で大きさをある程度管理できますが、形を綺麗に保ちたいのであれば広い場所をオススメします。
樹形
剪定後

栽培環境

栽培は容易で、ある程度の日陰にも耐えますが、本来は西日の当たらない日なたで育てます。

水やり

夏の極端に乾燥する時期には、朝か夕方にたっぷりと水やりをしますが、そのほかの時期は不要です。

肥料

2月から3月に、寒肥として固形の油かすや緩効性化成肥料を施します。

病気と害虫

病気:すす病

カイガラムシの排せつ物によって、すす病が発生し、葉や枝に黒いすすがついた
ようになります。カイガラムシの防除に努めましょう。

害虫:カイガラムシ

枝が混んで風通しが悪くなったり、生育が悪くなると、カイガラムシが発生します。
一回発生すると被害が続くので、剪定によって風通しをよくします。

植え替え

  1. 植えつけは、4月上旬~5月下旬と、9月中旬~10月下旬に行います。
  2. 根鉢の2~3倍の大きさの植え穴を掘って、植え戻す土の1/3量程度の腐葉土と元肥を混合した用土で植えつけます。植えつけ時に、枝を間引いて風通しをよくするとよいでしょう。
  3. 根鉢のまわりに十分に水を注ぎ、棒などでつついて根と植え土をなじませます。ぐらつく場合は支柱を立てます。

剪定

  1. 剪定の適期は開花後の6月上旬から7月下旬です。樹形が乱れた場合は12月にもう1回徒長枝を剪定します。
  2. 大きくなるに従って樹形が整うので、自然樹形で楽しむ場合は、伸びすぎた枝を切る程度にとどめるとよいでしょう。
  3. 強い剪定にも耐えるので、好みの樹形に仕立てることもできます。
  4. 極端に樹形が乱れたり、仕立て直しをする場合は、3月に強剪定しますが、強く刈り込むと数年間は花つき、実つきが悪くなります。
剪定前
剪定後

宮原福樹園より

刈り込みに耐える気なので、ある程度小さく保つこともできます。しかし、剪定は透かし具合や、バランスの取り方が難しいです。
販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。

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