シラカシの手入れや剪定
シラカシについて
コニファーは、お庭のガーデニングに欠かせない植木となっています。
種類も豊富で、約300種類あると言われています。今回、全て紹介すると大変なので、お庭の作業をしてきて、良く目にする物、比較的育てやすい事を考慮しピックアップしています。
もちろん他のコニファーの種類もご相談にのれますので、気になる方はご連絡下さい。
ゴールドクレスト(モントレースギ)
特徴
生長しても樹形が自然と円錐形にまとまり、葉の香りが癒しを与えると言われ、人気の秘訣のようです。クリスマス時期になると需要が多くなり、鉢物などはクリスマスツリーにするご家庭もあるようです。日差し、寒さともに強い為、育てやすく、コニファーの種類の中で最も需要があり、地植えする事が多い木です。
栽培環境
水はけの悪い土地でも育ち、半日陰になるような場所でも生育します。
水やり
特に気にする事はないでしょう。植えて2年以内で、猛暑で土が乾燥するようなら与えて下さい。
肥料
- 肥料は2月と9月に行います。
- 寒肥として油粕・腐葉土か堆肥を根に当たらないように株の周りに穴を掘って埋めます。
- 9月に追肥料として化成肥料をやってください。
病気と害虫
病気:紫カビ病
- 病原菌はうどんこ病菌の一種で、新葉の裏面に黒褐色の病斑ができます。樹勢が悪化することもありますが、枯死するほどではないです。見た目が悪くなります。
- 年々蔓延していくため、初期の対策が重要です。風通しが良くなるよう剪定を行い、罹病葉の除去を行いましょう。また、発生したら、冬場に殺菌剤を散布します。
害虫:イラガ
- イラガの幼虫に触れると、電流が走ったようにビリビリッとした激痛が走り、毒毛に刺されたところは、2日程度痛みます。
- イラガに食べられた葉の部分は透かし状になるので、葉をよく観察していれば見つけることができます。生長するにつれて分散してしまうので、集団でいる時に見つけて一気に退治すれば効果的です。
植え付け
- シラカシは根が真下に成長し、細い根が枝分かれして成長しないので、太い根が傷つくと枯れてしまいます。
なので、移植は難しいです。 - 生垣として植える場合、株同士を狭めて植えると良いでしょう。
高さ1メートル前後にする場合は30センチ間隔、高さ1.5メートルにする場合は50センチ、2メートルの生垣にする場合は50センチと、株同士の間隔を取りましょう。
剪定
剪定は7月と11月
シラカシは上へ上へと成長していきます。放置しておくとただ縦長の樹になってしまうので、丁度いい高さで主幹の先を切ると、そこで上への成長が止まり、枝分かれしてこんもりした樹形になります。
生垣にする場合は強めに刈り込むことで脇芽を出させます。
宮原福樹園より
表庭にカリンを植え、裏庭にカシを植えるとお金がたまると言われています。家の北側の目隠しと北風の防風にもってこいの木ですので、古くから北側の境界に植えられるうちに、このような縁起を担ぐようになったのかもしれません。
大きく育てたい場合は広い敷地が必要になります。
販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。
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