ドウダンツツジ(満天星)の手入れや剪定方法
ドウダンツツジ(満天星)とは
- ドウダンツツジは春に咲く白い小花が特徴です。
- 秋(10月中旬から11月)は紅葉が綺麗な、落葉性の花木です。
- 刈り込みに耐え、小枝が密に出るので、生け垣用としてもオススメです。
白いスズランのような花が大量に咲きます。紅葉も美しく目の覚めるような鮮やかな赤色に色づきます。
花言葉
「節制」「上品」「私の思いを受けて」「返礼」
白い花が咲きほころぶ様を満天の星に見立てたのが、名前の由来
水やり
水を切らしてはダメ!
庭植えの場合は基本的に必要ありませんが、夏の極端に乾燥する時期には、朝か夕方に十分に与えてください。
「幼木」は根っこが短いので、水がなくなるとすぐ枯れてしまいます。 鉢植えと同じ感覚で水やりをします。
夏場に乾きすぎる場所では、株元に腐葉土等を敷くといいでしょう。
栽培環境
日当たりのよい戸外で栽培します。日陰では花つきが悪くなるだけでなく、紅葉の色も冴えません。
酸性土壌を好み、シャクナゲやツツジと同じく、地表近くにたくさんの細い根を張ります。
庭植えは、酸度未調整ピートモスと腐葉土をすき込んで、水はけと水もちをよくしてください。
肥料
花後に緩効性化成肥料や有機質肥料(油かすなど)を施します。
春の芽出し期に効果が表れるように、2月から3月の休眠期に春と同様の肥料を施します(冬に植えつけ、植え替えを行った株を除く)。
病気と害虫
病気
特にありません。
害虫:ハダニ
深刻な被害を与える害虫はいませんが、乾燥する8月下旬から9月にハダニが発生します。
植え替え
植え替えの適期は、新芽が伸び始める前の3月から4月、または厳寒期を除く落葉期です。鉢植えは2年ごとに植え替えます。根鉢を1/3程度くずし、一回り大きな鉢に、深植えにならないように植えつけます。
庭植えは、酸度未調整ピートモスと腐葉土をすき込んでから植えつけます。根を広げるように浅植えにし、株がぐらつくときには支柱を立ててください。
剪定
4月ごろに花が咲き、その後夏に来年の「花芽」をつけます。 花や紅葉を楽しむ場合、6月を過ぎて伸びすぎてしまった枝は、不要なので切ってしまいます。
細かい枝が密につき萌芽力も強いので、刈り込んで生垣や玉物に仕立てます。
- 丸く刈り込んだ樹形にしたり、生け垣などに利用したりするときは、剪定を行います。
- 適期は新芽が伸びる5月中旬から6月中旬です。
- 花芽は前年の夏にできるので、夏以降の剪定はせっかくできた花芽を切ることになります。
- 紅葉だけを楽しむのであれば、いつでも行えます。
- 夏以降に伸びた徒長枝は、紅葉が終わる11月中旬~12月に切り戻して、樹形を整えます。
宮原福樹園より
庭木や生垣などに、ごく普通に植えられる、馴染みのある植木です。
新緑、開花、紅葉と、四季折々の見所が多いので、楽しめますよ。
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